バルキリーコレクションには、せっかく繊細なパネルラインがモールドされているのに、厚ぼったい塗装とはみ出た接着剤でボテボテだし、指紋まで付いていてガッカリなのです。2chで聞いたんですが、この忌まわしき塗装を落とすには、どうやらイソプロピルアルコール(IPA)を使うという選択肢があるようです。
鉄道模型教室 2007年春 | ジョーシン

■イソプロピルアルコール編
IPAが重量比99%の、ガソリン車に使う水抜き剤を試してみます。潤滑剤が入っていると純度が落ちるので、余計な成分の添加が無いものを選びました。タッパーに入れて10時間ほど漬け込んでみた結果、塗膜が少しブヨってきましたが、爪で強く擦ると剥がれはするものの、歯ブラシでシャコシャコやったぐらいではとても塗膜は落ちません。さらに長時間漬け込む必要があるようです。10時間という短時間では塗膜が落ちないため、パーツの劣化もありませんでした。
■Mr.ペイントリムーバー編
リモネン・アルコールが主成分のリムーバーも試してみます。1時間くらい漬け込んでから平筆で擦ると、塗膜が細かく剥がれてきます。頑張れば落ちないこともないのですが、細いモールドに入り込んだ塗料や厚ぼったい所は取れないので、10時間ほど漬け込んでから再度擦るとよく落ちるようでした。すべてのパーツを同じ時間だけ漬け込んだのに、劣化していないものもあれば、表面がブヨってしまった物もあります。また、透明パーツであるキャノピーは1時間程度なら曇りませんが、10時間漬け込んだ結果、白濁してしまいました。(下の写真の左下)

■IPA+Mr.ペイントリムーバー
IPAだけでは数日または数週間かかる場合もあり、Mr.ペイントリムーバーだけではパーツが劣化してしまうリスクを背負うことになります。そこで、長時間IPAに漬けたパーツを、短時間Mr.ペイントリムーバーに漬ける複合技を試してみます。まずIPAに10時間漬けたパーツを洗浄し、ドライヤーで水分を乾燥させてからMr.ペイントリムーバーに1時間弱漬け込んでみました。平筆で撫でると、塗膜がベロリと剥がれます。Mr.ペイントリムーバーだけのときよりも大分落ちやすい印象です。
オストリッチは複合技を使いました。塗膜が無くなった分、合わせ目が凸モールドになってしまったです…。実験台になったストライクバルキリーは、生まれ変わってミンメイガードになる予定。キャノピー勿体無かったなあ。